結城紬とは?歴史や伝統的な技法と代表的な文様・証紙について解説

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結城紬は、茨城県結城市を中心とした地域で生産されている絹織物です。ユネスコ無形文化遺産、日本の重要無形文化財や伝統工芸品にも指定され、受け継がれてきた技術と文化が、国内外でも高く評価されています。本記事では、結城紬とはどのような織物か、歴史や技法と代表的な文様、証紙などの基本情報について解説します。

結城紬とは

結城紬は、日本の代表的な紬のひとつで、全行程が手作業で行われ、糸つむぎ・絣くくり・地機織りの3工程は国重要無形文化財や伝統的工芸品に指定されています。さらに、ユネスコ無形文化遺産に登録され、日本が世界に誇る文化となりました。

日本の代表的な紬のひとつ

紬とは、蚕の繭(まゆ)から紡いだ糸を染色してから織り上げた織物のことです。日本の代表的な紬といえば、大島紬と結城紬が挙げられます。西の大島、東の結城といわれるほど有名なので、名前は聞いたことがある方も多いでしょう。

結城紬は、奈良時代より茨城県結城市を中心に発展しました。蚕の繭を煮て柔らかく広げた真綿を紡いだ糸で織られています。温かく柔らかい着心地が特徴です。大島紬は、その名の通り鹿児島県奄美大島を発祥とし生産されている紬です。工程は異なりますが、いずれも熟練の職人による手作業で行われている高級な紬です。

日本の重要無形文化財・伝統工芸品に指定されている

結城紬は、1956年に日本の重要無形文化財に指定されました。その他にも1977年には伝統的工芸品にも指定されています。結城紬の特徴は、手作業で真綿から紡ぎ出される糸にあります。数ある紬のなかでも、真綿の手つむぎ糸100%で織られるのは「本場結城紬」といわれる紬だけです。

ただし、伝統的工芸品に指定されている栃木県の結城紬は、いしげ結城紬とも呼ばれ、機械で織られており真綿の糸100%ではありません。両者の違いは一見して分かりにくいものですが、証紙の違いによる見分け方を後述します。

参考:伝統的工芸品指定品目一覧|経済産業省国指定文化財等データベース|結城紬|文化庁

ユネスコ無形文化遺産にも登録されている

無形文化遺産とは、芸能や伝統工芸技術などの形のない文化を対象として保護することを目的としています。2003年のユネスコ総会にて「無形文化遺産の保護に関する条約」(無形文化遺産保護条約)が採択されたことで、世界遺産が有形の文化財を保護対象としたものから無形のものまで対象の範囲が拡大したのです。

結城紬は2010年に登録されました。日本におけるユネスコ無形文化遺産のうち、染織部門では新潟県の小千谷縮・越後上布に続いて2番めになります。小千谷縮・越後上布は麻織物ですから、絹織物としては国内唯一の無形文化遺産でもあります。

参考:無形文化遺産|文化庁

結城紬の歴史

結城紬の原型は奈良時代にあるとされていますが、結城市における養蚕業の歴史はさらに古く、8世紀初頭にさかのぼります。8世紀初頭に創建された大桑神社は、地域住民に養蚕・織物を伝えた阿波斎部(あわいんべ)が養蚕・農業の神である稚産霊神(わくむすび)をまつったと伝えられています。ここでは、結城紬の原型や奈良時代から昭和時代までの歴史をご紹介します。

原型は「常陸あしぎぬ」

茨城県が常陸国と呼ばれていた奈良時代に織られた、「常陸あしぎぬ」といわれる絹織物が原型とされています。あしぎぬとは「悪しき絹」ともいわれ、手で紡ぎだした太糸の絹織物のことです。

このあしぎぬは、崇神天皇の時代に多弖命(たてのみこと)が美濃国から常陸国(現在の常陸太田市)に移住し織った「長幡(ながはた:あしぎぬ)」に由来します。この織技術が常陸国に広まり、「常陸あしぎぬ」と呼ばれるようになったのです。のちに「常陸紬」と名称を変え、結城の名をとって結城紬となりました。

鎌倉~安土桃山時代:初代結城七郎朝光が朝廷へ献上

鎌倉時代、小山政光の三男である宗朝が結城地方に移り住み、結城七郎朝光と名を改め、以後18代にわたりこの土地を治めました。初代結城七郎朝光が室町幕府や鎌倉管領に紬を献上し、この頃は「常陸紬」と呼ばれていたとされています。

1601年に結城家18代城主が福井に移封されたため、代わってこの地方を治めたのは代官伊奈備前守忠次です。信州上田から染工や織工を招いて結城紬の改良に力を注ぎ、この頃から江戸時代には「結城紬」の名で広く知られるようになったのです。

江戸時代:紬の染織技術を導入し発展

結城紬の染織技術の導入により、新たな技術が生まれます。結城縞紬が作られ、江戸時代は無地や縞(しま)が鬼怒川の水路で江戸へ運ばれ、大きな発展を遂げることになりました。和漢三才図絵(1712)には、結城紬が最上品として紹介されています。

現在の結城市には縞屋と呼ばれる結城紬の問屋街があり、今もなお結城の卸商が縞屋と呼ばれているのは、江戸時代において無地や縞が織られる時代が長く続いたことによります。さらに、1865年に初めて絣の結城紬が織られ、のちにウィーン万国博覧会(1873)に出品されるなど、世界的に知名度を誇るまでになったのです。

明治時代:縮織が開発され女性向けの紬を生産

江戸時代の結城紬は男性向けが中心でしたが、1902年に縮織が開発された頃は、近代化に向けて洋服の文化に移行していきます。しかし、洋服の着用が明文化されたのは男性であり、女性に規定されることはなかったのです。これを機に、結城紬は女性のおしゃれ着として普及しました。

とくに、縮織で織られる単衣(ひとえ:裏地がない着物)紬が多く生産されました。縮織とは、撚りの強い緯糸(よこいと)で平織りし、湯でもんで縮ませてシボ(生地表面に現れる凹凸)を出した生地です。また、結城紬の代表的な文様である亀甲柄の原型ができ、トンボ絣、十絣、亀甲絣などが織り出されるようになりました。このように結城紬における生産の中心は、男性向けから女性向けへと拡大していきました。

昭和時代:経絣くくり枠などの開発によって高級品の生産へ

1950年に茨城県繊維工業指導所によって、絣くくり技術に必要な経糸くくり枠や絣の設計図案を描く特殊方眼紙が公開されました。これらは、1935年にはすでに開発されていましたが、一部の織屋の技術として公開されなかったため、普及することはありませんでした。

とくに、経糸くくり枠は、結城紬に不可欠な道具の1つです。くくり(糸を結ぶ作業)の数は、1つの反物で数万回におよぶこともあります。それゆえに、経糸くくり枠の導入により、所要時間が大幅に短縮されました。また、特殊方眼紙があることで、より緻密な文様を織ることも可能となったのです。伝統的な手作業を継承しながら、経糸くくり枠や特殊方眼紙といった技術が開発され、高級品の生産に結びついていったといえます。

参考文献:歴史・文化・伝統がわかる 時代考証家のきもの指南|山田順子著

結城紬の伝統的な技法

結城紬は、全て手作業で行われます。長い歴史のなかで受け継がれている伝統的な技法は、使用する糸は真綿を「手つむぎ」すること、糸の染色には「絣くくり」を用いること、「地機(じばた)で織る」ことの3行程です。これらの3工程は、重要無形文化財や伝統的工芸品の指定条件でもあり、ユネスコ無形文化遺産においても高く評価されています。ここでは、この3工程に加えて、結城紬に用いられる2種類の織り方についても解説します。

糸つむぎ

結城紬の柔らかくふんわりとした肌ざわりは、使用される糸によってもたらされています。糸つむぎとは、真綿を「つくし」という道具に巻き付けて、指先で糸を引き出す技法のことです。撚りのないふわふわとした軽い糸になります。また、撚りがないゆえに繊維が少し毛羽立つのも特徴です。指先で糸をつむぎ出す技術は結城紬独特のものであり、非常に繊細な作業で手間がかかりますが、生地の風合いを決定づける重要な技法です。

絣くくり

絣くくりとは、つむいだ糸を染色する際、絣になる部分に木綿の糸でくくり、染料に染まらないようにする技法です。絣模様は設計図案にしたがって、染色(墨付け)を行いますが、絣模様の細かさによって糸をくくる回数も、木綿糸の幅も変わります。絣部分は反物の幅に対して少なくとも80あり、高級品にいたっては160にも上ります。そのため、数万回から10万回もくくる必要があり、1日に2000回ほど毎日続けられる根気と熟練の技術を必要とする技法です。

地機織り

染色するとくくった木綿糸を外して、地機(じばた)という織り機で織ります。地機は、5世紀ごろ中国から伝わった機織技術で、日本で最も古い織機です。足を引くと足につけた紐が引っ張られ、かけ糸が持ち上がり、下糸が上下するという仕組みで、下糸を上下させながら杼(ひ)という道具を使って緯糸を通し打ち込んで織り上げます。現在は、結城紬のほかに小千谷縮(おぢやちぢみ)などに受け継がれている貴重な技法です。

平織りと縮織り

結城紬の織り方は、平織りと1902年に開発された縮織があります。平織りとは、経糸と緯糸を交互に浮き沈みさせる織り方のことです。結城紬の平織りでは、糸に撚りをかけません。縮織も平織りにしますが、シボを作るために撚りの強い糸を使う点で、大きく異なります。重要無形文化財の指定要件に、手つむぎと強撚糸を使用しないことが決められたために、平織りの結城紬が主流となり、縮織りの生産は少なくなっている状況です。

参考:茨城編工芸品|NPO法人日本伝統文化振興機構

結城紬の代表的な柄

江戸時代において無地や縞が主流でしたが、明治時代に亀甲柄の原型ができると、さまざまな文様が織り出されるようになりました。結城紬の文様は絣模様で描かれており、亀甲と十字の絣が集まって構成されています。ここでは、代表的な柄である亀甲絣や十字絣、蚊絣に加えて、文様のについて解説します。

亀甲絣

最も代表的な絣模様に挙げられる亀甲は、亀の甲羅に由来する六角文様で長寿を願った吉祥文様です。明治時代の亀甲絣は、どれも大柄で単純なものでしたが、絣技術の向上とともに細かく精密になり、亀甲絣1つをドットに見立てて組み合わせることで点描画のような文様が作られるまでになりました。

十字絣

経緯の絣糸で十の字を表した形を織り出したもので、絣の基本とされています。作成された図案にしたがって織られていても、実際には括り方や染色によっても微妙なズレが生じ、全く同じ形にはなりません。しかし、等間隔でくくられるため、バランスのよい仕上がりになります。

蚊絣

十字絣をさらに細かく密に織り出したものが蚊絣です。蚊のように細かいという意味で、蚊絣が等間隔に並べられたものは遠目に無地のように見えることが特徴です。また、蚊絣を集めて1つの形に織り上げると、緻密さゆえにその形が際立って見えます。 

文様の価値

絣の文様は、細かければ細かいほど価値が高いと評価されます。最高級の結城紬は、近くで見なければ分からないほど細かく描かれており、まるで染めたように思われるほどです。

柄の細かさによって、それぞれ80、100、160、200と数えます。反物幅(約32cm)に対して1つの絣模様が横にいくつ入るかで決められ、数字が大きいほど細かくなる仕組みです。一例を挙げると「亀甲」の場合は、反物の一幅に80の亀甲が並んでいると80山亀甲と呼び、細かくなるにつれて100山亀甲、160山亀甲と表現されます。模様は精密になるほど、長い年月をかけて織り上げるため、生産量が少なく希少性が高くなり、高級品として扱われるのです。

参考文献:歴史・文化・伝統がわかる 時代考証家のきもの指南|山田順子著

結城紬の産地と証紙

結城紬の種類は、主に2種類に分けられ、それぞれ異なる証紙が貼られています。ここでは、そもそも証紙とは何を示すものかを説明し、本場結城紬といしげ結城紬の証紙の違いについて解説します。

結城紬は主に2種類に分けられる

結城紬は、主に本場結城紬といしげ結城紬の2つに分けられます。本場結城紬は茨城県西部の結城市と栃木県小山市およびその周辺、いしげ結城紬は茨城県西南部の常総市で織られています。

どちらも、手織りのほか機械織りもあり、糸も手つむぎ糸か手紡糸の違いはあるものの真綿を使用していることから、結城紬に詳しくない方にとって、肌ざわりや生地の風合いだけで両者の違いを見極めることは難しいでしょう。そこで、誰もがはっきりと区別する方法として、本場結城紬といしげ結城紬における証紙の違いを解説します。

証紙とは

本場結城紬といしげ結城紬における証紙の違いを解説するまえに、まず証紙とはそもそもどのようなものなのか説明します。証紙とは、着物の価値と品質を示す商標登録です。結城紬は織り上がるとすぐに市場に出るわけではありません。必ず各協同組合において品質検査が行われ、検査基準をクリアすることで証紙が貼られ、正真正銘の結城紬であることが承認されるのです。

一般的な証紙には、産地、織元(製造者)、伝統工芸品のマーク、機械織りか手織りか、原材料名、染色法などが記載されています。続いて、結城紬の証紙を確認しましょう。左側に合格証、続いて絹100%の品質表示、4枚の登録証紙が貼られ、右側の証紙には割印が押されます。本場結城紬といしげ結城紬では、所属する共同組合や製法も異なるため、証紙に大きな違いがあります。

本場結城紬:「結マーク」

本場結城紬の証紙は、「本場結城紬卸商協同組合」が発行し、結マーク(糸紡ぐ婦人像)が付いています。地機もしくは高機(たかばた)のどちらであるか、さらに平織りか縮織りによるものかなどを区別するために、4種類の証紙が発行されます。

<地機で平織り> 

地機によって、平織りで織られていることが分かりやすく表示されています。重要無形文化財の指定技法で作られたものは、この地機で平織りの証紙です。本場結城紬が、全て重要文化財なのではないことを覚えておきましょう。

<地機で縮織り>

地機によって、緯糸に強撚糸を使った縮織で織られていることを示しています。

 

<高機で平織り>

こちらは、地機ではなく、高機を使います。高機は、地機に改良を施した手機の一種です。

 

<高機で縮織り>

高機を使い、平織りで織られていることを示しています。

引用:正しい商標|本場結城紬卸商協同組合

 

h3いしげ結城紬:「紬マーク」

いしげ結城紬の証紙は、「茨城県結城郡織物協同組合」が発行し、紬マークが付いています。その種類は、以下に示す1種類のみです。中央の証紙には結城紬と表示されています。結マークには本場結城紬織と表示されているため、この部分を確認するだけでも本場結城紬かあるいはいしげ結城紬なのかを区別することが容易です。

本場結城紬は伝統的な製法を継承していますが、いしげ結城紬は手紡糸(てぼうし)を使用した紬を開発しました。手紡糸とは、真綿から手紡機を使い撚りをかけながら糸にしたもののことです。伝統的な製法を部分的に継承しつつ、素材や技術の改良を重ねていることが特徴です。そのため、本場結城紬よりも手の届きやすい価格になっています。

引用:いしげ結城紬|茨城県結城郡織物協同組合

高値買取が期待できる結城紬の特徴

結城紬は、買取価格が高値になることもあるため、せっかく売るのであれば少しでも高く売りたいと考える方は多いでしょう。しかし、すべての結城紬が高値で買取される訳ではありません。高値買取が期待できる結城紬の特徴は、主に以下のようなものがあります。

  • 本場結城紬である
  • 結マークの証紙が付いている
  • 高機よりも地機で織られている
  • 絣の文様が細かい
  • 状態が良い

ここでは、結城紬を高く売るためのポイントをご紹介しますので、参考にしてみてください。

本場結城紬である

すでにご紹介した通り、結城紬には本場結城紬といしげ結城紬があります。歴史的にも朝廷に献上されていた本場結城紬は、購入価格が高額なものが多く、今もなお高級な織物です。そのため、本場結城紬であれば高値での買取に期待できます。

結マークの証紙が付いている

本場結城紬であっても、証紙がなければ確実に本物であることの証明はできません。反物で購入した際に付いている結マークの証紙があれば、高値での買取りにつながるでしょう。また、結マークのなかでも重要無形文化財の指定技法で作られたことを示す「地機で平織り」の証紙が付いていれば、買取価格がさらにアップされるでしょう。仕立てた後にも、残布とともに結マークが付いてきますから、紛失しないように保管しておくことが大切です。

高機よりも地機で織られている

重要無形文化財の指定要件である「地機」で織られているものが「高機」よりも高値で買取りされる傾向にあります。高機を使うことで、織にかかる時間が地機よりも3分の1になり、量産が可能です。それに対して地機は、時間と手間がかかるため生産量が限られてしまいます。これらのことから、高値買取が期待できるのは地機で織られたものになります。

絣の文様が細かい

結城紬にもいくつか文様がありますが、なかでも亀甲絣がどのくらい細かく織られているかで価値が大きく変わります。結城紬は一般的に100山亀甲が主流ですが、160以上になると希少価値が一気に上がるのです。なぜなら、緻密な文様になればなるほど、手間がかかり織るのに卓越した技術が必要となるためです。絣の文様が160以上の細かいものは、高く買取してもらえる可能性があります。

状態が良い

結城紬に限らず、汚れやカビ、きつい臭いがあっては、高く買取ってもらうことは難しくなります。デリケートな真綿を使っているからこそ、普段のお手入れや保管方法に注意を払う必要があるのです。着用したあとは、着物用ハンガーにかけて十分乾燥させてから、正しくたたみ、たとう紙に包んで、湿気の少ない場所に保管しましょう。さらに、年に2回ほど虫干しをすると、湿気による傷みが起きにくくなります。

しかし、久しぶりに出したらシミや汚れが見つかることも少なくありません。そのような時には自分で補修したりクリーニングに出したりせずに、そのまま買取りに出すことをおすすめします。かえって素材を傷めてしまい、本来の価値が損なわれてしまう可能性があるためです。状態が良ければ、いつでも気持ちよく着用できますし、買取りにおいても損はありません。

反物なら箱入り

反物で売られる結城紬のなかには、専用の箱に入っているものがあります。箱にもさまざまな種類があり、木材のように加工したものや和紙で作られたものなどがあります。

重要無形文化財の指定技法で作られた結城紬で販売価格が百万円を超えるものであれば、良質な桐の箱に入っていることが多いです。また、200山亀甲細工といわれる結城紬は、数千万円の価格になるほどの高級品で、漆塗りの箱に入れて売られています。作りの良い箱に落款が刻印されるなど、これらは高級な本物の証になります。箱入りの反物をこれから仕立てる方は、ぜひ箱も保管しておきましょう。

最後に

 

本記事では、結城紬とはどのような織物か、その歴史や伝統的な技法と代表的な文様、産地ごとの証紙などの基本情報について解説しました。結城紬は日本の代表的な紬のひとつで、本場結城紬は日本の重要無形文化財や伝統工芸品に指定され、ユネスコ無形文化遺産に登録されるなど日本国内外で評価が高い紬です。歴史も古く、奈良時代に織られた「常陸あしぎぬ」を原型として、改良や改善を繰り返しながら伝統的技法が受け継がれてきました。結城紬は、着こなすほどに風合いが増し、着心地が良くなります。日頃からお手入れや保管に気をつけて大切に扱いましょう。

 

この記事を書いた人

着物買取のてびき編集部

はじめての着物買取で生じる様々な疑問にお答えできるメディア「着物買取のてびき」を運営する編集部です。着物の正しい知識とリアルな体験談を主軸に情報をお届けします。